おかもの備忘録(仮)

三日坊主の社会人1年生が、週一回を目標に、見たこと聞いたこと感じたことなどを記録していきます。書くことの練習。

社会人3年目スタート


ムカつく。イライラする。もやもやする。

消費される記事、死んでいくメディア。
"豊かな暮らし"の押し売り。
自分ががんばりきれていないこと。

いつも、"正しい選択"を探してしまう。
仕事から抜け出せない。自分事にできない。
自分の言葉にならない。

自分が本当はどう思ってるのか?
何に共感して、何に感動したのか?
それと繰り返し向き合い続けることが大事。
ホンモノを生み出すにはそれしかない。

今、この場に最適な解ばかりを考えて、自分の気持ちすら分からなくなっている。

松浦弥太郎さんの目はすごくキラキラしていて、まっすぐで怖い。
全然わかってないことがバレそうで怖い。
まっすぐな人はみんな怖い。本音で話せない。

本音って何だ?
私の本音は何だ?

弥太郎さんは、正しいかは分からないし、求められている答えなのかも分からない。
誰が共感してくれるか出すまで分からないけど、でも確かに誰かに響いてる。

誰も傷付けなくて、誰にもは理解されなくて、でも誰かに深く共感してもらえる。

そういうものをつくりたい。

(2016年4月1日『くらしのきほん × 箱庭 × 灯台もと暮らし=?「そうか、僕らはくらしのプラットフォームを作りたかったんだ。」』に参加して。http://peatix.com/event/155212)


日本酒メモ

長野 岡崎酒造
信州亀齢(きれい)
★★★
甘め、まろやか、とっても好き!!お刺身に合うー
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滋賀 中澤酒造
一博(かずひろ)
★☆☆
辛口で少し癖が強い感じ。
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長野 豊島屋
豊香(ほうか)
★☆☆
香りはすごくいいけど、後味があんまりすっきりしてなくて、好きじゃない甘さ。名前がかわいい。
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新潟 高千代酒造
たかちよ
★★☆
にごりは癖が強くてあまり好きでないのだけど、これは後味さわやかでとっても美味しい!
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青森 三浦酒造
豊盃(ほうはい)
★★☆
口にふくんで、鼻から抜ける香りがとっても好み。甘くはないけどほっくり口に残る感じ。
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★はわたしの好み度。

平成26年度 第38回 東京五美術大学連合卒業・修了制作展 @国立新美術館


美大の合同卒展に行って来た。

同じくらいの世代の子たちが
こんなにもいろいろ生み出して、
私はそこから何かを感じて、考えて。

自分はいつも、
受け取る、消費する側だなあ。

「死」とか
「生」とか
「自分」とか

そういうものと
たくさんたくさん向き合って、
形にする。

それを見た誰かの頭の中に
何かを残すってすごいことだなあ。


作品タイトルと作者名は、後日…

タイトルと合わせて見ないと
おもしろさ分からないのが
多いもんなー。

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『知ろうとすること。』糸井重里・早野龍五


福島第一原発の事故後、情報が錯綜する中で、ただ事実を分析し、発信し続けた物理学者・早野龍五。以来、学校給食の陰膳(かげぜん)調査や子どもたちの内部被ばく測定装置開発など、誠実な計測と分析を重ね、国内外に発表。


その姿勢を尊敬し、自らの指針とした糸井重里が、放射線の影響や「科学を読む力の大切さ」を早野と語る。未来に求められる「こころのありよう」とは。文庫オリジナル。


まず、専門家と表現者の対談は、読み進めるにつれてお腹が満たされてく感じがする。


佐藤雅彦氏×竹中平蔵氏の『経済ってそういうことだったのか会議』もそうだったけど、表現者が専門家の通訳になって、わたしが聞きたいことをわたしが分かるレベルまで下げて質問してくれる。


だからわたしは「こんなに難しい世界のことを知っちゃったぞ、ふふ。」的に知識欲が満たされる。


「138億年前に宇宙のはじまりの爆発でできた水素が、今も私たちの身体に流れている」ところ、あれはよかったなぁ。壮大で、うわー、ってなった。し、放射性物質への理解も少し深まった。



震災以降、「ゲンパツ」とか「ホウシャノウ」とか、宗教や政治に近いようなNGワード感があって、怖くて避けてきてた。


いわゆるソーシャルな畑にいると、反対派の人が圧倒的で、「もちろんあなたも反対でしょ?」みたいなスタンスで来られるのが、なんだか怖かった。


だって何が本当か分からないし、判断できないじゃん…。


…て、思ってたけど、実は怖いから避けて避けて、知ろうとしてこなかったんだってことが、この本を読んで改めて分かった。


本の中でもちょっと怖いなと思う表現も一部あったけど、基本的なスタンスは「良い悪いでなく、事実を知ろうとする姿勢を持とうよ」っていうお話。



『知ろうとすること。』糸井重里・早野龍五


福島第一原発の事故後、情報が錯綜する中で、ただ事実を分析し、発信し続けた物理学者・早野龍五。以来、学校給食の陰膳(かげぜん)調査や子どもたちの内部被ばく測定装置開発など、誠実な計測と分析を重ね、国内外に発表。


その姿勢を尊敬し、自らの指針とした糸井重里が、放射線の影響や「科学を読む力の大切さ」を早野と語る。未来に求められる「こころのありよう」とは。文庫オリジナル。


まず、専門家と表現者の対談は、読み進めるにつれてお腹が満たされてく感じがする。


佐藤雅彦氏×竹中平蔵氏の『Amazon.co.jp: 経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫): 佐藤 雅彦, 竹中 平蔵: 本』もそうだったけど、表現者が専門家の通訳になって、わたしが聞きたいことをわたしが分かるレベルまで下げて質問してくれる。


だからわたしは「こんなに難しい世界のことを知っちゃったぞ、ふふ。」的に知識欲が満たされる。


「138億年前に宇宙のはじまりの爆発でできた水素が、今も私たちの身体に流れている」ところ、あれはよかったなぁ。壮大で、うわー、ってなった。し、放射性物質への理解も少し深まった。



震災以降、「ゲンパツ」とか「ホウシャノウ」とか、宗教や政治に近いようなNGワード感があって、怖くて避けてきてた。


いわゆるソーシャルな畑にいると、反対派の人が圧倒的で、「もちろんあなたも反対でしょ?」みたいなスタンスで来られるのが、なんだか怖かった。


だって何が本当か分からないし、判断できないじゃん…。


…て、思ってたけど、実は怖いから避けて避けて、知ろうとしてこなかったんだってことが、この本を読んで改めて分かった。


本の中でもちょっと怖いなと思う表現も一部あったけど、基本的なスタンスは「良い悪いでなく、事実を知ろうとする姿勢を持とうよ」っていうお話。



社会人生活3ヶ月で一番つらかった時の話

「たった3ヶ月しか経ってないのに、なーに言っちゃってんの」って言われそうだけど、先々週は本当に本当につらかった。

出すもの出すものに「ちがう」と言われ、溜め息を吐かれる度にトイレに逃げ込む。打ち合わせが怖くて仕方ない。

どこをどう変えればいいのか、どう考えればいいのか分からなくて、空回り、空回り。

このまま失望されて見放されてしまうんじゃないかと本気で思ってた。

私はデザインができる訳ではないし、プログラミングができる訳でもないし、つまり『何かを形にできる人』じゃないから、形にする以前の部分を担当するんだけど、そこをこなすことすらままならなくて、足引っ張ってしかないなってずっとメンバーに申し訳ない気持ちで過ごしてた。

でも、お誕生日にしっかり休んで、先週一週間乗り切ったらなんだか楽になってて、さっそくその時の感情から離れて忘れてしまいそうなので記しておきたいと思う(ちなみに、仕事辞めたいとかそういうことではない)。

 

つらかったことその1 お休みがなかった

リサーチのお仕事の都合で、どうしても土日がつぶれてしまって、結果的に三週間お休みなしの日々だった(別に休もうと思えば休めたんだけど、プロのリサーチャーの方に付いて現場に行ける機会はなかなかないので、自分の希望でそうなった)。

お休みがないことによって、2つのことがなくなった。

「翌日起きる時間のプレッシャーなく眠れる安心感」
「翌日のことを気にせず気持ちよくお酒を飲むこと」

自分はお酒と睡眠で発散してたのかーっていうのが明確になって、それはそれで良い収穫。これ以外の発散方法を見つけなければ…。走るか。

 

つらかったことその2 何をどうがんばればいいか分からなかった

有名大学に通っていたわけではないけど、今まで勉強や部活において「今自分に何が足りなくて、そのためには何をがんばれば良いか」が分かっていた人生だったから、それが分からないのは本当に海で溺れてる気分だった。

教科書はもちろん、先例はないし、ご丁寧に教えてくれる先輩はいないし、頼れるのは自分の頭だけで。

初めて妹(数学が全くできない中2)の気持ちが分かった。今までごめん、妹。

 

今できることは”プロ意識”

少し楽になったのは、一日しっかり休んでから。「何もしない」時間を持てたことで、かなり気持ちに余裕ができた。

そうすると、何をどうがんばれば良いのかはやっぱり全然分からないんだけど「一つひとつやるしかないなー」って思えるようになった。

やることすべてに自信がなかったから、プロ意識もクソもなくてビクビクしてたんだけど、今の自分にできることは、一つひとつを自分の100%で返していくことしかないことに気付いて。

そうすると、打ち合わせが怖くなくなって、どこがダメでどう直せばいいかの議論が対等にできるようになった。

 

8月9月、楽しそうなお仕事いっぱい来てる。もっともっとできることを増やしたい。 

ちなみに、この三連休は思う存分グダグダしてました。三連休万歳!
まだまだ課題はあるけれど、丁寧に行きましょう。一つひとつ

 

『西の魔女が死んだ』

西の魔女が死んだ』2008長崎俊一

中学に進んで間もない夏の初めに、学校へ行けなくなったまいは、森で暮らす“西の魔女”こと英国人の祖母のもとで過ごすことに。大好きなおばあちゃんから、規則正しい生活をすることの大切さを教わり、料理、掃除、洗濯、庭づくり…と毎日励んでいく。実はその生活は、“魔女修行”の始まりだった。大自然の中で暮らす日々の中で、まいは“楽しく生きる力”を取り戻していく…。 中学に進んでまもない夏の初めに、学校へ行けなくなったまいは、森で暮らす"西の魔女"のもとで過ごすことになった。西の魔女とはまいのママのママ、大好きなおばあちゃんから、「早寝早起き、食事をしっかりとって、よく運動すること」が、どんなに大事かを教わる。まいは戸惑いながらも、料理、掃除、洗濯、庭づくり・・・と、日々励んでいくが、実はその生活は、"魔女修行"の始まりだった。(映画『西の魔女が死んだ』公式HP

今日は映画版『西の魔女が死んだ』を見た。たしか、中学生の時にこの文庫本を読んだ。当時仲良い友達が本が大好きで、読んでたから真似した気がする。今思えば、中学の時読んだと覚えている本は、その子から教えてもらったものがほとんどかも。

それはさておき、感想の前に。この映画を見て、ボロボロと涙が出た。気持ちの良い泣きでした。これが涙活…!

なんだか最近生き急いでいて、焦燥感と緊張感で息苦しかったりするんだけど、「生」を浪費しているなー、と思った。生きるのって、本当はもっともっと素敵なことで、陽のあたたかさとか、風の匂いとか、もちろん仕事を通して自分ができることが増えていく、とか。

もっと生きることを味わって毎日生きていたいなあ。

妬みとか、焦りとか、怒りとか、そういう諸々から解放されたい。

 

言葉を大切にする。

おいしいものを食べる。

身体を動かす。

外の空気を吸って、緑に埋もれる。

 

なんかちょっとだけ元気になれる映画でした。このタイミングで見れて良かった。

岡本茜」の人生を味わって生きよう。